Out of Anchu 「沖縄の太陽」の巻

「イテェ!イテエよぉ~、もうダメだ。バイクの旅がこんなに辛いなんてオレァ知らなんだ~。」

これは、43日間に及ぶ旅行体験の中での出発して2時間後のワシの叫び声。
何故にワシがこんなに痛がっていたかと言うと、バイクの後部シートに荷物をくくりつけて後ろのスペースが完全に無くなってるところへ、でかい登山リュックを背負ってちっこい125ccバイクに無理矢理乗り込んでいた為に体が前に押しやられ、しかも背中を後ろに反らしながらの運転っつー異常な姿勢に足腰が耐え切れず、キリキリと味わったことのない猛烈な痛みを発し始めたからなのですわ。
結局、その痛みの発信源である憎たらしい登山リュックを足元に置いて股の間に挟みこむことで2時間の格闘は終了ちゃん。周りから見るとおかしなスタイルではあるけど問題は解決さんです。その後、嵐であろうと酷い山道であろうともそのスタイルを押し通してやりました。

ってことで、今回はワシが旅に持っていったアイテムについて紹介しようかいなーっと。
カバン類は全部で3セット。
1つ目はでかい防水バッグで、中身はアウトドアグッツ一式。こいつはバイクの後部シートにくくりつけてやりました。
2つ目は登山リュックで、衣類一式が入っておりまする。股にすっぽりで何故か安心で落ち着く抱き枕状態。
3つ目はワシが普段から愛用してる15年目の小型ショルダーバッグ。中には、カメラ、i-pod、財布等の貴重品を入れて常に持ち歩く感じで。(絶対濡らしちゃいけないバッグと決めてたのに何度も雨でグチョグチョになって、財布の中身は古文書風にアレンジされることに。自販にお札が入っていかなくて苦労しました。)

  ★持って行って良かったモノ ★
①圧縮ケース:アウトドアグッツ店で手に入れた一品で、衣類・寝袋を入れて4方向に付いているベルトを締め上げていくことにより体積を1/2に減らすことができる。
②方位磁石:道に迷った時の最終兵器。ナビが無いのでこいつに何度助けられたか。
③mylo:ソニーの製品でワイヤレスでネットができる。デジカメ代わりにもなり、他にも音楽、ビデオも楽しめる。
④防水スピーカーと途中で買った缶コーヒーのおまけに付いてきたラムちゃん:独りで寂しい時に。

  ★持っていって失敗のモノ ★
①アウトドアクッキング100の本:んなおしゃれな料理を作っとる余裕なし。
②100円ショップで買った炭:なかなか火がつかん。ついても燃えにくく火力なし。キャンプ場に落ちてる使い古しの炭を拾い集め、そいつを元に着火する羽目に。15年のBBQ人生でこんなに苦労したの初めてよ。パッケージには非常に長持ちって書いてあったが、その通り2kg買って旅行が終わってもまだ少し燃え残っている。


ラララ~♪ ここいらでワシの旅日記そんなこんなで辿り着いた沖縄編へGO~!!

7月5日、予定通り夕方沖縄本部港に入港したフェリーから西海岸を走っている国道58号を南下して、4泊5日で素泊まりの予約を取ってある民宿のある恩納村を目指したんでやんす。
空が広いー!海がキレイだぁ!砂浜も真っ白じゃん!ヤベーたまらん!
思ったより日差しが暑くなくて風が心地イーなぁ。ホント来て良かったぜ。
この頃の沖縄の夕暮れ時間は7時半頃。まだまだあたりは昼間と同じく明るい。なのに日差しがあまり暑く感じないです。(何日か過ごして分かったけど、5時を過ぎると急に涼しくなるみたい。沖縄人は夕方以降冷房を消して窓全開で過ごしてました。)
そのまま1時間ほど走り続けると海沿いにすぐ宿を見つけることができ、すぐチェックイン。この日は久々にテレビを見ながら買ってきた弁当を食べて、すぐ就寝zzz~。

翌日、途中で世界遺産の勝連城跡を経由しつつ前に八王子で仕事帰りに飲んだ沖縄料理店の店員のコに勧められた海中道路(本島の東海岸の中央よりやや南に位置するうるま市の与勝半島と平安座島を結ぶ全長4.75kmの県道。土手を築いて造られた道路としては東洋一の長さとのこと。イメージとしては江ノ島の橋みたいな感じだけど、規模と景色が全然違うんだなこれが。)に行ってみることに。この日は、前日思ったより日差しが弱かったことを踏まえてTシャツ1枚で出発。風を直接肌で感じて最高っす!
まっすぐ伸びる海中道路に突入し平安座島へ向けてバイクを飛ばします。しかし、この頃から太陽が高く昇り始めてジリジリとワシを照りつけ、日差しが暑いっていうかかなり痛く感じつつありました。でもせっかくここまで来たのだからと我慢しつつ先へ。実はこの道路、平安座島が終点ではなく島を通り抜けて更に奥の計4つの島へアクセスできるようになっておるのですよ。島々はそれぞれコンビナートやサトウキビ畑など景色が異なり行ってみると面白い。
結局最後の伊計島まで行き着くと、そこのビーチを高校生達が貸しきって水着でハシャイでおりました。「いいなぁ~ワシもあの頃にこのままの頭の中身で戻りてぇ。しかも共学はズルい~。」と中高共に男子校出身のワシは思いつつも引き換えすことに。

日差しがイテェよぉ~と半袖で来ちまったことを後悔しながら走ってると、イカン!今度は予定外の小さな島へ向けて伸びる橋を発見しちまった。「ちきしょー!そうまでしてワシにかかってくるか!行ってやろうじゃないの。」とその島に挑むことに。渡って走って行くと島の途中から舗装されてない細い砂利道となっております。エイヤー!徒歩で進軍じゃい。たまに畑で作業しているオジサンがいますがどうやら無人島のよう。島の奥へ向かって1時間ほど歩きついに終点に辿り着きました。
そこには洞窟があり、入り口で輪になって7,8人が座ってるんですわ。なんか宗教めいた感じでいと近づきがたし。そこで古ぼけた看板を発見。どうやら「ジャネー洞」という洞窟でもともとは縄文時代の住居跡らしく、地元の人から祖先発祥の地として信仰が仰がれているみたい。
また昼過ぎの暑い日差しの中、汗をダラダラかきながら徒歩で引き返していると1台の車がやって来てワシの前で停まり、「すみませーん、この先どっかでUターンできますか?」と声をかけてきたんで、「ああ、この先の洞窟の前の広場でたぶんできますよー。」と教えてあげました。またしばらく歩いてると、さっきの車が引き返してきて「ありがとうございます。良かったら送ってあげますので乗ってください。」とドアを開けてくれました。「私はここの近くに住んでいるのですが、この島に渡ったのは初めてでしてね。」
どうやら、この島は地元の人もあまり足を踏み入れないとこらしい。たまたま、ドライブ中に迷い込んだらしくおかげで帰り道は冷房の効いた車でバイクまで行けちゃった。ラッキー!

その後、宿でシャワーを浴び、長袖に着替えてさらに万座毛を観光。夕方に栄えていて店がたくさんあるムーンビーチまで1時間散歩がてらに歩いて焼鳥屋で乾杯~。真っ赤に火照った腕にキンキンに冷えて心地よいオリオンBeer。「っかぁ~旨い!親父おかわり!!」。

d0023622_13351149.jpg7月5日~9日まで生活した民宿「フルーツハウスKen」の部屋。素泊まりで1泊2500円だったが思ったよりキレイでかなり落ち着けた。嬉しいことに洗濯機も有り。もちろん冷房はつけ放題。ただし周りに何もないので乗り物がないと不便かも。


d0023622_13372499.jpg丘の上にある世界遺産「勝連城跡」の城壁から撮影。ここにはかつて琉球王国に最後まで抵抗した阿麻和利という有力者が居城。が、首里城攻略に失敗して滅んだ。暑くて坂道や階段を登ると汗がダラダラ流れたが、風を体に受けつつ上から景色を望むと苦しさが吹き飛んだ。
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  by macbeth30 | 2008-08-25 13:56 | 旅日記

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