銭湯のススメ

私の地元に数年前、「〇〇〇〇温泉」という銭湯が誕生しました。

できて間もないので当然、かなり綺麗であり、またその名の通り2種類ある浴槽の片一方の湯が黒々とした天然温泉、そしてもう一方は露天風呂であるという理由から、素敵な時間を求めて通うことがしばしば。


で、今夜も久々にのんび~りとしたい気持ちになったのと、風呂上がりの美味いBeerを身体が要求した為、鼻歌で乗り込んだわけですよ。 

どーでもいい話なんだけど、私はいつもまず頭から洗ってます。

気分がイイので、いつもより若干多めのシャンプーをつけて泡がいっぱい。
必然的に目を閉じる私。

ふと気付くと、誰もいなかった隣席に人の気配が。
本能的に何かを感じ、かすかに目を開きました。

すると、そのお方のお背中がなぜか私を睨みつけているんです。

「鬼??」よく見ると、見たくもなかったカラフルな模様も目に入ってしまいまして・・・。
(オシャレな方じゃなくて、威圧的な方ね。)
そのまたお隣のスキンな頭のおじさまと何やら愉快そうにお話して、時たまゲラゲラ笑いながら金のネックレスをジャラジャラ揺らしています。

「オイ~!入口にちゃんと××の方禁止って書いてあるだろ!!ちゃんと見たのかよこの野郎!」
と、絶対ばれないよーに心の奥の奥で叫びつつ、
「何で今回に限ってこんなに泡だてちまったんだ俺?」
と、手を使わずにそーっとシャワーを当ててるだけで、なるべくシャワーの湯を散らさないよーに精神を集中させてる私。

それでも何故か意地を張り、
「そ~とそ~とね。」を心がけながら身体を洗い上げましたよ。

でもそこで限界。
プレッシャー負けしまして、泡だらけの身体のまま、入口横の立ちながら全身シャワーを浴びれるとこまで移動して気兼ねなく洗い流しました。


「何だろーね、まったく。」と思いつつ、気を取り直して待望の露天風呂へ。


そこには、チビッコ女の子とお父さんの先客がおりましたが、
「もう出たいよ~。」
「じゃあ、あと10数えたらなー。」
という微笑ましい会話の後出ていきました。

残された私一人でしばらく寛いでいると、新手が一人登場。
その銭湯には珍しく、外人が湯船に入ってきました。

白人の彼は、浸かると早々に
「この近くに住んでいるのですか?」と話かけてきましたよ。

先ほどの金ネックレスのお方からプレッシャーを受けてしまったせいか、何故か外人の彼の会話にもほっとしてしまいました。
「はい。すぐ近くに住んでますよ。」と私。

「仕事は何してますか?」と彼。
「幼稚園に勤めているんですよ。」

「あなたの仕事は?」
「カメラマンです。でも、マッサージも最近やってるんです、マッサージ難しいねぇ~。」


その後、年齢や家族のことなどを聞かれつつも、私は彼のニコニコした笑顔を見ながら
「昔どっかでこの笑顔を見たことがあるなぁ。」と考える私。

そのうち
「軽く手をマッサージしてあげます。」と言いながら、両手を一生懸命マッサージしてくれる彼。

「気持ちいいでしょ?」
「あ、はい。」


「次は足ね。気持ちいいよ。」
すかさず足裏のマッサージが始まったところで
「そうだ!この笑顔アレだ!昔、専門学校に勤めていた頃、理事長が俺に見せていた笑顔だわ。」
と思い出しました。


そうなんですよ。私には過去、ホモだと噂されていた理事長に非常に気に入られてしまった経験があるのです。
まぁ、その時は相手がかなりの高齢だった為に特に何する訳でもなく、ただ特別待遇を受けてお小遣いをもらったりと、いい経験ばかりだったんですけどね。

でも、今回の状況は違います!
二人っきりお互い全裸で、相手はほとんど同年代の白人。

「まさか・・・?」と思った瞬間、
「あなたルック、ナイスねぇー。」
のセリフと同時に、マッサージの手が足の上の方までだんだんと伸びてきて、俺の股間をわざとらしくかすかに触れてきます。。。

「超こえー!!」
その恐怖ってのは、先ほどの金ネックレスとはまったく異なるジャンル。
正直、金ネックレスより怖いです。


どうしようもなく、「この野郎!」と思い切り蹴ってやろうと思った瞬間、天の助け、頭の禿げ上がったおっさんが登場。
その瞬間、そいつは凄い勢いで手を引っ込めましたよ。

なんだかなぁ。女の気持ちが分かったよーな、分からないよーな。


とにかく、のんび~りなんてこれっぽっちもできない時間でしたわ。


ちくしょー!男より女にモテてーわ!!
でも今、やけ酒のようなBeerが何故か美味い。


by Aren't you?
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  by macbeth30 | 2009-04-26 01:02 | news!

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