2008年 06月 30日 ( 1 )

 

Out Of Anchu 「天国と地獄」の巻

おはよー様でございます、東京を出発して14日目の朝を迎えました。殿!今現在の模様を報告しまっす!
バイクの走行距離2700km。一回、滋賀県にてオイル交換及び前輪のブレーキパッドの交換作業を行っております。わが軍の侵攻模様は、兵庫→鳥取→島根→山口、そしーてついに昨日、でかしました!九州入りでございますよー。福岡市まで攻め落としております。


ではでは、何をお話しましょうか。
福井県辺りからかなぁ、スタンドでの給油時や道端で一服休憩しているとオバ様、オジ様方に声をかけられるのですよ。「東京からぁ、あんたエライなぁ。夢見人みたいでかっこええなぁ。ガンバってなぁー。」

一回なんかは、国道沿いで座って地図見てると営業車が急ブレーキで停まりネクタイのオジ様が出てきて、「こんにちはー!何cc?あー125かぁ。がんばっとるなぁ、ここで何しとるん?休憩?もっといい店とかで休憩せえや。時間があったらオジサンがコーヒーでも奢ってやったのになぁ。」「あーちょっと待っといてーなぁ。」「あー、あったあった。これすぐ近くにある世界遺産に登録されているスポットのチラシ。ホント時間さえあったらオジサンが一緒についてって案内してあげんよになぁ。オジサン色々詳しいんよぉ、若い時にホっント女の子ナンパばかりして色々連れあるいてたからぁ」ってな具合です。

まぁ、それとは逆に若い女の子には人気がなくなってきたというか、オレの汚い身なりと旧日本軍の生き残りみたいなヒゲ伸び放題とモッサい髪を見るなり、うさんくさそーな視線を送っているのがみてとれるのでありますわ。


思い返せば、オレはアホだったぁ。たまに送られる町の皆様のメッセージが気持ちよくなりかけてルンルンな気分で浮かれて何も考えてなかったのです。

そいつは滋賀県に入った夕方、山の中で急激な速度でやってきたのです。
「ん~、なんかいつもより夕暮れが早いなぁ。あり?なんか今あたりが光ったような。」
「ゴロゴロ?ゴロゴロって。ダァー!雨だぁ!!」

そう、突然に嵐が。豪雨っす。それまで毎日天候に恵まれてたんだけど、やはり季節はまだ梅雨なのですよ。
急いでカッパ着て、登山リュックにも防水カバーかけて落ち着いてテント張れる場所を探しながら走行してみるものの、あたりは大型ダンプが山の中だってのにビュンビュン通る感じでそんなところは見つからず。そのうち19時前ぐらいには嵐のせいか辺りは真っ暗。
暗くなると豪雨で前が見えないのに加えて、路面も所々水溜りが酷くてかなり危険な感じでありました。フラフラたまに対向車線にはみだしつつ走ってると前方にちょっと明かりがみえてきて、たどり着いてみると、そこはちっちゃな駅。
「よかった~助かった~。屋根が欲しい、超~欲しい!」

ところがその駅にはないんですよね。電車自体も2両編成でワンマンで運行されてて、駅は無人。屋根はあるけどホームのみ。待合室はなし。

やっと探しあてたのは、駅の隣にある駐車場内のこれまたちっさいチャリンコ置き場の屋根。

それでも幸せでした。カッパは着ているけど、風が激しいのでチャックの縫合部から水が中に入りビショビショ状態だったんで寒くて寒くて。
着替えを荷物から出すとほんのり湿っていてまだ寒い。
「そうだ!鍋焼きうどん買ってあるんだ。ラッキー!」
旨かったっすー。マジで。
食ったら疲労と満腹でどうしようもなく眠くなってきてしまいまして、エイっ!どーでもいーやと濡れた地べたに寝袋に入ってオヤスミ~。

たまに顔に雨がかかったり、電車から地元人が降りてきてチャリンコとりに来るとビビッてる感じがなんとなく分かりましたが、気持ちよく朝まで熟睡~。


そんな感じの旅を続けとりますんですわ。

d0023622_8231415.jpg福井県のキャンプ場にて。
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  by macbeth30 | 2008-06-30 08:31 | 旅日記

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