2008年 09月 14日 ( 1 )

 

Out Of Anchu 「波照間のオヤッサンと南十字星<その2>」の巻

そうこーするうちに、オヤッサンが料理を運んできました。
   ・・・マジ焦りましたよ、その量!
「ハンパねぇ、超ハンパねえ!」
鮭が上に乗っているご飯がデカいお椀に一杯、刺身、ジーマミー豆腐、もずく、天ぷら、漬物。それだけでかなり満足なのに、さらに沖縄そば。
そのそば量がめっちゃゴッツい。「ラーメン二郎(ラーメンという名の暴力:S君)」の大盛の量といい勝負なんですわ。しかも、沖縄そばなのにニンニク入りね。

必死で飲み食いしてますと、「そろそろ日没の時間だなぁ、見にいきましょー!」と誰かが言い始め、食事を一旦中断して、みんなでニシ浜の方へ歩いて夕日を見に行くことに。
みんな思い思いに道端に座ったり、持ってきた泡盛を飲みながら消えてゆくオレンジの光をのんびり鑑賞ー。

日が沈むとまたまた宿に帰って乾杯!その頃になると宿は、クリスマスの飾りと電飾できれいにライトアップ!(真夏なのに。)
そこでオヤッサンが「そろそろお願いしまーす!」とお客の中のリーダー格のオジサンに声をかけてきて、例の「式」がスタートしました。

「エ~、オヤッサンから先ほど指名を受けましたので、私が今夜の会の司会を務めさせていただきます。私はこの宿に今日で3泊目でありまして~。名前は~。」と各自自己紹介が順番に始まっていきます。

驚いたことにアタクシともう一組以外の他の4~5組は、常連の客のようで聞いてみると、「1週間前にも泊まりました。」「毎年来てます。」などの返事なんですよ。
しかも、今回の客のうち2組は前にもここで顔を合わせたことがあるらしく、親しそうに会話してるんです。
どうやら、ここの民宿はこの強烈な個性と食事の量が売りで人気が高く、常連客をたくさん抱えているみたい。

8時になると今度は、「星をみんなで観にいきましょう!」とのオヤッサンの声で、1BOXに乗り込み天文台の「星空観測タワー」へ。プラネタリウムを見た後、屋上で係りの説明を聞きながらの星空鑑賞です。
でも、残念なことに月が明るすぎるため、星はぼんやりとしか見えません。どーやら、月が低い位置にくる夜中1時を過ぎる時刻にならないと星が綺麗には見えないらしい。

せっかくなんでアタクシは、あとで夜中に宿を抜け出して星を見る決心を固めましたわ。
もちろんまたまた宿に帰って乾杯~!ってな気持ちですが、その頃には客の半分が脱落っす。アタクシも気分とは裏腹にもう腹いっぱいで飲めないし食えない~。
信念には反しますが、食事を残しまくってのリタイヤっす。無念。。。

シャワーを浴びて、さっさと夜中に備えようと脱衣所に入ってビックリ!
そこで沖縄産のアイツを初めて見かけたんすよ。

南国生まれのカサカサ動き回るソイツは、首あたりのとこに関東では見たことのない月の輪熊のような模様を持っていて、サイズも特大~。
「飛ばないでくれよ~、じっとしててくれよ~。」とソイツにお願いしつつ、ビビりながらも無事にシャワーを浴びてなんとか脱出に成功しました。アタクシ今までアウトドアの旅を続けてきて、色んな虫に慣れたのにアイツだけは全然駄目~。


あーさて、予定通り1時過ぎに起きだして、懐中電灯を片手に月明かりのない真っ暗闇な路上に出たアタクシ。

どないなもんだろ?と空を見上げると、予想を遥かに超えた星たちの瞬きに思わず息を飲み込みました。先ほど天文台で見たプラネタリウムの空がそのまま波照間島の夜空に広がっているじゃあーりませんか!
南十字星も見える!天の川も。流れ星も落ちる落ちる。
感動!思わず涙が流れそう。例えるならなんて言うか、空一面に花火を打ち上げて、消えゆく輝きをストップさせたような美しさ。しばらく動けない。いくら見てても飽きない・・・。

翌日、完全に腹を壊したアタクシは、朝から異常な量で出てくる朝食に全く手が出せない状態。そのあと3日間腹が回復することはありませんでした。


d0023622_19283942.jpg波照間島の散歩で見つけたかわいいシーサー。民家の門の左右にいて、目の部分が貝で作ってある。もう1つは目を瞑った表情をしていた。


d0023622_19323636.jpg路上のいたる所で見かけたマンホールの蓋。波照間島は南の海上に明るく光を出す建物が全くないため、南十字星が綺麗にハッキリ見えることで有名。
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  by macbeth30 | 2008-09-14 19:38 | 旅日記

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